太らないようにと肥満のことを気にしすぎて、愛犬が痩せすぎていることに気づかなくなっていたりしませんか?
太り過ぎは健康によくないのはよく知られていますが、痩せてきた時のほうが心配な場合が多いです。
徐々に痩せているのか、急激に痩せてきたのかによっても変わってきますが、痩せすぎには原因があるので対処していきましょう。
今回はラブラドールの体重減少についてお伝えします。
ラブラドールが痩せているかのチェックポイント
◆背中
背中を触ってみて、すぐに背骨を感じるようであれば痩せすぎと考えられます。
◆脇腹
脇腹を触ってみて同じく肋骨の感触をすぐに感じるようであれば痩せすぎです。
◆急に痩せたのか、徐々に痩せてきたのか?
もし急激に痩せてきているのであれば、緊急の病気にかかっている可能性があります。
徐々に痩せてきたとしてもなにか慢性的な病気になっているかもしれません。
◆体全体が痩せているのか?体の一部が痩せているのか?
体の一部分が痩せている場合は、筋力の衰えによるものかもしれません。
体全体が痩せている場合は、病気の疑いがあります。
◆元気や食欲はあるか?
痩せることと食欲は大きく関係します。
食欲が落ちているのであれば、その原因をつきとめる必要があります。
元気がなくなっているのであれば、病院にすぐにいきましょう。
ラブラドールのダイエットの行き過ぎには注意
愛犬の健康のために、肥満には気を付けなくてはいけません。
ただし、行き過ぎたダイエットをしている場合は危険です。
肥満を恐れるあまりに気づいたら過剰なダイエットをしている飼い主が少なくありません。
毎日の食事を減らし過ぎていることが原因で痩せ過ぎていることがよくあります。
この場合はドッグフードの与える量を増やしてあげれば問題は解決できるはずです。
ラブラドールの体重が減る原因
ダイエットをしているといった心当たりがなく、痩せてしまっている場合には何かしらの異常が発生している可能性があります。
栄養の消化や吸収ができていない
食べたものの「消化」や「吸収」がうまく働かなくなると、犬の体重は減少していきます。
酵素の働きが悪く「消化」が出来ていないと、小腸での「吸収」がしっかり作用してもうまく吸収できずに栄養が流れてしまいます。
また「消化」ができていても、「吸収」がうまくできなければ消化したものがそのまま流れてしまいます。
この状態のときには多くの犬は下痢としての症状があらわれます。
慢性的なものであれば、なかなか治りずらい場合もあります。
その場合はサプリメントで胃腸のケアをすることです。
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栄養を上手く使えていない
腸で吸収された栄養が血管を通り肝臓で処理されます。
肝臓では栄養素を合成してたんぱく質などの物質を作り出します。
それら物質が再び血液に流れて全身に送られます。
肝機能に問題があるとからだの各所が栄養不足になってしまい、食べていても痩せるという現象が起こります。
よく見られるのが老化による緩やかな肝機能の低下です。
加齢による肝機能低下は仕方がありませんが、サプリメントの服用である程度改善することが可能です。
腫瘍ができて栄養を奪っている
体内に癌などの腫瘍ができると栄養を奪って増殖するために、急激に痩せてきます。
体の中にある腫瘍は見つかりにくいため、痩せてくるのは癌の大きな特徴なので見逃さないようにしましょう。
栄養が漏れている
腎臓に問題があってたんぱく質が漏れてしまう病気や腸に問題があってたんぱく質がもれてしまう病気が考えられます。
どちらも治療は難しいため、栄養補給で対処していくことになります。
ラブラドールの体重が減少したときの対処法
犬が痩せているのに心当たりがない場合は、病気になっている可能性があります。
急激に痩せてきているのであれば、まず病院で診察してもらいましょう。
犬が痩せていても気づかない飼い主も多いため、普段から定期的に体重を計っておくことで、見た目で分からなくても痩せたことに気づくことができます。
家庭では食事との関係を見直してください。
食事を楽しみにしていて、勢いよく食べるのなら食欲は落ちていません。
普段与えている量を残したりするようであれば、食欲が落ちてきています。
また好物しか食べなくなるのも食欲が落ちていることが考えられます。
消化器のトラブルが原因で食欲が落ちたり下痢をしている場合などは、ドッグフードでもケアすることができます。
「犬心 消化器ケア」は食事療法食で病気管理用のドッグフードです。
消化器がトラブルを起こすことで栄養が上手く吸収されずに痩せていく原因になっていることが考えられるため、ナチュラル療法食によっての対処が有効です。
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