ラブラドールの車の乗せ方!大型犬の移動にはケージがベスト! 

ラブラドールとお出かけしたり、病院などに連れていきたいときにはどのようにして犬を移動したらいいのでしょうか。

近くであれば一緒に散歩しながら連れていくことができますが、少し離れた場所となると車を使って移動することがほとんどだと思います。

70cm以内の小犬ならケースに入れておけば電車にも乗ることができます。

しかし大型犬では大きさも、持って運ぶこともできないので、盲導犬じゃないかぎりは電車に一緒に乗ることはできません。

そうなるとやはり車での移動ということになりますが、みなさんどのように工夫しているのでしょうか。

今回はラブラドールの車での移動について見ていきたいと思います。

 

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大型犬の車の乗せ方

大型犬を飼っているかたは、車がないと遠くへの移動が難しいかと思います。

周りの人に気兼ねなく愛犬と一緒に出かけたりドライブできるのが車のいいところですよね。

動物病院やドッグランなどは家から少し離れた場所にあることがほとんどでしょう。

現実的にラブラドールの飼い主さんは車での移動が必須になってくると思います。

 

では犬は車のどこに乗せたらいいのでしょうか。

犬を車に乗せるときには安全のために後部座席に乗せるようにしましょう!

小型犬の飼い主さんに多いのが自分の膝の上に乗せたまま運転しているという現状です。

ラブラドールを膝に乗せることは不可能なのでありえませんが、膝の上に乗せるのは運転の妨げになって非常に危険です。

膝の上ではなくともラブラドールを助手席に乗せているかたがいます。

 

助手席に犬を乗せることも非常に危険を伴います。

犬が動いてハンドル操作の妨げになることが考えられますし、何か突発的なことで犬に気をとられている瞬間に前方不注意で事故を起こす危険性もあります。

また犬が動くことでサイドミラーが死角となり、後方確認ができなくなって左折や車線変更のときに他者を巻き込んでしまう危険があります。

いくらしつけが行き届いた犬であったとしても、なにかハプニングが起これば想定外の行動を起こすことも考えられますので注意しましょう。

以上は交通事故を起こさないために大事なことです。

 

犬の安全を考えて車に乗せる

続いては犬の安全面について考えていきたいと思います。

犬はチャイルドシートに乗せる子どもと同じように考えたほうがいいでしょう。

チャイルドシートと同じように後部座席に乗せることで交通事故による死亡率を下げることができます。

運転席からでもバックミラーごしに見える位置にしましょう。

 

一番の安全な移動手段は後部座席、またはラゲッジスペースでケージに入れて乗せることです。

普段から入り慣れているケージがいいでしょう。

ケージに入っていれば、車内で動き回って運転の邪魔になることもありません。

いざというときの急ブレーキや急ハンドルをした際にも、犬が転倒したりぶつかったりすることも防ぐことができます。

夏場は車内が熱くなるためケージの中にいる犬にとっては、冷房の風が当たりにくく熱くなりやすいため、熱中症にならないよう温度管理には気をつけることです

せっかくのドライブに犬がケージの中ではかわいそうと思うかもしれませんが、やはり自由気ままにさせるのは、お互いにとっての安全配慮にかけます。

 

どうしても後部座席に乗せたい場合には、シートベルトハーネスの使用は絶対に必要になります。

犬を車に乗せるときのリードを外すタイミングは、しっかりと車内に入ってドアを閉めてからにしましょう。

ひょんなことから車内から飛び出してどこかにいなくなってしまうことを防ぐためです。

犬を車から降ろす際にも反対の手順で、リードを車内でつけてからドアを開けて外に出すようにします。

 

普段散歩に使っている首輪を座席などとつなげる車用のグッズがありますが、本当に事故にあった際に衝突の衝撃を首だけで支えることは不可能です。

頸椎骨折や首の切断にも繋がる危険があります。

運転の邪魔になることを防いだり、窓や車内からの飛び出し防止としては有効ですが、実際に事故にあってしまった場合には犬の安全を守ることは不可能です。

交通事故での正面衝突や急ブレーキでは、後部座席にいる犬が前方に飛んできて、フロントガラスを突き破ったり、運転席や助手席に座っている人の頭に激突して命をうばうこともあります。

人間でも後部座席のシートベルトは義務化されています。

後部座席に乗せるときには犬用の頑丈なシートベルトハーネスを使用するようにしましょう。

 

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車での移動で気をつけること

長時間のドライブの場合には車内が乾燥したり温度が上がって脱水症状になることが考えられます。

犬にも定期的にお水を与えて脱水症状にならないように気をつけましょう。

車内でも水が飲めるようにミネラルウォーターと携帯ボウルを持っていくといいでしょう。

 

移動の途中でトイレをさせることも忘れずに。

人間と違って犬は車での移動になれていないため、緊張や慣れない環境でお漏らしをしてしまうかもしれません。

車に乗る前にトイレをさせて、移動の途中でも定期的にトイレにいかせるようにしましょう。

 

長時間の移動での拘束には犬も疲れてしまいます。

ときどき散歩を交えてリフレッシュさせながら移動するようにしましょう。

 

車が嫌いな犬には

愛犬が車に乗りたがらない、車に乗るのが嫌いみたいとお悩みの飼い主さんもいるでしょう。

犬が車に乗るのを嫌いになるのには理由が考えられます。

車に乗ることが嫌いなのではなく車に乗っていく場所が嫌いな場合があります。

車に乗るときはいつも動物病院にしか行かない。

病院が好きな動物はあまりいません。

車=病院 

というイメージがついてしまっている可能性があるのであれば、まずは車に乗って楽しいところに頻繁に連れていくことで、車の悪いイメージを楽しいイメージに変えることから始めましょう。

犬が好きな公園やドッグランなどたくさん愛犬と遊べる場所に連れていくと良いでしょう。

 

車に乗せるのが大変な場合

車になかなか乗ってくれないときには、おやつで誘って乗せるかまたは、大好きなおもちゃやボールを車の中に放って車内に誘導するのが効果的です。

車に乗るのには抵抗しても、いったん乗ってしまえば落ち着いていられる場合もあります。

車に乗ったらドアを閉めて、ケージに入れるなり、ハーネスをするなどしましょう。

車の中でも安心できるように褒めてあげたり声かけをしてあげましょう。

 

車酔いをするので嫌いな場合

過去に車に乗って酔ったことがあるため、車に対して嫌なイメージを抱いている場合があります。

やはり車に乗ることは楽しいことだというイメージを植え付けるために、車内でおやつをあげたり、楽しい場所に連れていったりしましょう。

ただし個体差があるため、車酔いをしやすい子もいます。

 

犬が車に酔った時の症状

  • 大量のよだれや鼻水が出る
  • 落ち着きがなくなる
  • 生あくびをする
  • 鳴いたり吠えたりする
  • 震える
  • 嘔吐する

 

車酔いを防ぐには

  • 急ハンドルや急ブレーキは車酔いを誘発するので、まずは運転手がなるべく車酔いをさせないような運転を心がけること
  • ケージに入れて周りの景色を見せないようにする
  • 車酔いをしていないか愛犬の様子をこまめにチェックすること
  • 車酔いを起こしそうなら外に出て、酔いをさますようにします
  • 車に乗る直前には食べさせない
  • 軽く散歩をしてから車に乗せる
  • 近い距離から車に乗せて車に慣れさせる

それでもそ車に酔ってしまう犬には、酔い止めの薬を病院で処方してもらう方法もあります。

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