飼い主にとって我が家の愛犬が何歳まで生きられるのかはとても気になることですよね。
日本ではラブラドールは大型犬に分類されていますが、大型犬は小型犬に比べて寿命が短いと聞いたことがありませんか?
これは実際統計的に大型犬のほうが寿命が短いというデータがあります。
哺乳類の中で比較すると体が大きい動物ほど寿命が長くなることが多いのですが、ひとつの種の中で比較すると体が大きいほうが寿命が短くなる傾向があるようです。
ラブラドールの寿命が短いといわれる由縁は、そんな大型犬に対するイメージによるものだと思います。
でも実際には長生きしているラブラドールがいるのも事実です。
今回はラブラドールの寿命が短いと言われる理由についてお伝えします。
ラブラドールレトリバーの平均寿命は
一般的にラブラドールの平均寿命は12歳~14歳くらいといわれています。
大型犬の寿命は10歳くらいなんていわれることもよくありますが、犬種によっても差があるので一概にはいえません。
でも人間と比較してしまうととても短い寿命なので先のことを考えると切なくなりますよね。
自分よりも先に亡くなる可能性のほうが圧倒的に高くなるので、一緒に居られる期間を大事にしなければいけないなと感じます。
小型犬は大型犬よりも2歳くらい寿命が長くなる傾向が見られています。
そして大型犬の中で比較した場合、体重が多ければ多いほど寿命が短くなるという調査結果が出ています。
やはり、犬という同じ種の中では体が大きくなればなるほど寿命が短くなってしまうという事実があるようです。
つまり肥満は寿命を短くする原因になるということです。
少しでも長生きしてもらうためには、愛犬の健康管理をちゃんとしてあげないといけませんね。
大型犬の寿命が短い理由は
同じ犬という種の中では体が大きくなるほど寿命が短くなってしまう傾向があることが分かりました。
では体が大きくなることで寿命が短くなる理由とはいったいどうしてなんでしょうか。
哺乳類の中ではからだの大きさと寿命の長さが比例するといわれています。
ネズミの寿命が5年に対し、象は50~80年も生きることができます。
この理由には心臓の鼓動が関係しているといわれていて、20億回鼓動することで心臓の機能が終わると考えられています。
ネズミに比べて象はゆっくりと心臓が動いているためそれだけ心臓が長持ちするため長生きできるということです。
大型犬は年を取ってから老いていくスピードが小型犬に比べて早いのだといいます。
その理由は大型犬の心臓や肺は小型犬に比べてからだの比率でみて小さいのだそうです。
つまり体が大きい分臓器には負担がかかりやすくなってしまっています。
また心臓が動く速度は小型犬よりも早いことが考えられるため、心臓の機能が終わるのも早いことが原因となります。
また体が大きいほど成長過程で癌になるリスクも増えていきます。
病気になることが大型犬の寿命を短くしているひとつの原因でもあります。
少しでも寿命を伸ばすためには、普段からの積み重ねが大事です。
病気にならないよう健康管理に気を配り、食事、運動、ストレスについて最善のことを愛犬にしてあげればきっと長生きしてくれるようになるでしょう。
あとは飼い主の愛情が一番大事ですね。
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