ラブラドールとゴールデンレトリバーの性格の違いと飼いやすさは?

ラブラドールレトリバーとゴールデンレトリバーは見た目や名前が似ていることから比較されることが多い犬種です。

たしかに共通していることがとても多くありますが、同じ犬種ではありません。

気になる両者の性格などの違いとは何なんでしょうか。

今回はラブラドールとゴールデンの違いについてお伝えします。

 

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ラブラドールとゴールデンレトリバーの性格の違いは?

ラブラドールもゴールデンもどちらも盲導犬などに選ばれる賢い性格の持ち主です。

基本的にどちらも人懐っこくて飼い主に従順な性格をしています。

 

ラブラドールレトリバーの性格

ラブラドールはとてもエネルギッシュで、特に子犬~2歳くらいまでの時期はやんちゃになります。

落ち着いて集中力を出すまでにはしばし時間がかかります。

活動的で運動や遊び、噛むことなどにとことんのめり込みます。

家庭でラブラドールと過ごすときには十分な時間が必要です。

長い間ほっとかれることが好きではありません。

ラブラドールは活気があり、騒々しく、小さな子供のいる家庭に向いています。

好奇心旺盛なためリードを外すとどこかへ行って迷子になる可能性があります。

ラブラドールは食欲が旺盛なので食べ過ぎで肥満にならないように注意が必要です。

 

ゴールデンレトリバーの性格

ゴールデンレトリバーはラブラドールより活発具合は少し抑えめです。

毎日の散歩や遊ぶ時間は同じように必要ですが、それ以外の時間は穏やかに昼寝をして過ごします。

他の犬や動物と仲良くすることができるので、複数のペットを飼っている家にも向いています。

しつけがしやすく学習能力も高く忍耐強さもあります。

家族にとても忠実なのはいいことですが保守的なので番犬には向いていません。

ゴールデンは穏やかで静かな家庭環境を好みます。

 

ラブラドールとゴールデンレトリバーの違いと見分け方は?

ラブラドールもゴールデンもどちらもレトリバー種です。

「レトリバー」とは「獲物を運ぶ」という意味です。

もともと狩猟犬で猟師の撃ち落した水鳥を口に咥えて運ぶ仕事をしていたという歴史があります。

 

見た目が似ていることから同じ犬種と思われたりもしますが、歴史的に見るとそれぞれ別々の祖先のようです。

ただラブラドール、ゴールデンどちらも歴史的背景は不明瞭な部分があるのが実情です。

 

ラブラドールレトリバーの見た目

ラブラドールとゴールデンの大きさはほとんど同じくらいのサイズですが、ややラブラドールのほうが大きいといえます。

ラブラドールにはアメリカンタイプとイングリッシュタイプの2種類があり、アメリカンタイプは作業用の犬で知的でアクティブで体形がスリムです。

イングリッシュタイプはドッグショー向けの犬でやや大きく顔が広めで脚が短めです。

ラブラドールには目立つ眉があり顔もやや広い。

 

ラブラドールとゴールデンには被毛と色の違いがあります。

ラブラドールの被毛は短毛種で2重構造になっています。

色はブラック、イエロー、チョコレートの3色。

 

ゴールデンレトリバーの見た目

ゴールデンの被毛は長毛種でウェーブがかかっていて首、肩、尾には羽毛があります。

ラブラドールと同じ2重構造になっているため抜け毛が多いです。

色はゴールド、クリームの2種類。

ゴールデンにも2種類のタイプがあり、ゴールドがアメリカンタイプでクリームがイングリッシュタイプといわれています。

ゴールデンの顔は通常ラブラドールより小さくて細い目をしています。

 

 

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ラブラドールとゴールデンレトリバーどっちが抜け毛が多い?

抜け毛に関してはゴールデンレトリバーのほうが多く手入れが必要になります。

ラブラドールもゴールデンも被毛がダブルコート(二重毛)なので、1年中かなりの量の脱毛をします。

特に年に2回季節の変わり目の春と秋は換毛期のため大量の毛が抜けます。

 

ゴールデンは定期的な手入れが必要で、耳、脚、首、尾など長い毛の一部はハサミでトリミングする必要があります。

ラブラドールにはゴールデンのような羽毛がないためトリミングの必要はありません。

ただし、短毛ですがダブルコートなのでアンダーコートの死毛を取り除くためのブラッシングは定期的に必要になります。

 

ゴールデンは1年中かなりの量の毛を脱毛して特に換毛期には多く抜けます。

ラブラドールに比べてゴールデンはより多くのブラッシングが必要になります。

ラブラドールよりゴールデンは被毛が長いためより抜け毛の量も多く感じるようです。

 

ラブラドールとゴールデンレトリバーどっちが飼いやすい?

ペット先進国のアメリカやイギリスでは、もう何年も不動の人気ナンバー1としてラブラドールレトリバーが君臨しています。

ゴールデンレトリバーも人気の犬種ですが、ラブラドールと比較すると少しだけ人気が劣るようです。

逆に日本ではラブラドールよりもゴールデンのほうがわずかに人気が高いようです。

しかし、両者とも日本のランキングでは10位以下で、日本の住宅事情などから小型犬が飼われる確率が高いことが伺えます。

 

ラブラドールレトリバーとゴールデンレトリバーではどちらのほうが飼いやすいのでしょうか?

この問いに関してはそれぞれの環境によります。

比較的にラブラドールに比べてゴールデンのほうが落ち着いているといわれるため、静かに過ごしたいと考えている方にはゴールデンが向いているのかもしれません。

ただし、被毛の手入れなどはラブラドールと比べると大変になってきます。

 

ラブラドールは特に幼い時期に活発な性格が顕著にみられるために、飼い主にもそれなりの体力が必要になります。

お年寄りが飼うことには向いていません。

ラブラドールはほっとかれることが苦手なので、愛犬と向かい合う時間が十分とれる必要があります。

活気があって元気な子供のいる家庭であれば良き友達として仲良くできるでしょう。

 

どちらもしつけをしっかりすることで立派で賢い犬になることは間違いありません。

 

ラブラドールとゴールデンレトリバーのミックスとは?

ラブラドールとゴールデンのミックス犬の特徴とはどんなでしょうか。

どちらも訓練性の高い犬ですが、両方の良いところを合わせたとても優秀な子になるといわれています。

異なる犬種を交配させるため、奇形や先天性異常を防ぐことができます。

 

ミックス犬は盲導犬や介助犬が目的で生み出される特別な犬で「F1レトリバー」と呼ばれています。

F1レトリバーは盲導犬などになった親がいることが特徴です。

 

被毛に関してはラブラドールとゴールデンの被毛を受け次いでやや長めの短毛として生まれます。

長毛よりも短毛の遺伝子のほうが優勢であるためのようです。

色に関しては黒をかけ合わせれば黒が優勢になるといわれています。

短毛のためゴールデンよりも手入れの必要がなく、そのうえ防寒性にすぐれているので寒冷地にも適しています。

 

F1レトリバーは2世代目以降の交配はさせません。

それは2世代目以降にどんな子が生まれてくるか予想ができないためです。

ミックス犬はあくまでも盲導犬候補生として生み出されている犬だからです。

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